大切な人を失う側のサポート~グリーフケアを知る

こんにちはLavenderです。

 

今日は、

大切な人を、

失う側の気持ちについてです。

 

グリーフケアを知る事が出来て良かった。愛する人を失う側のサポート

 

私は、

ステージ3から、

ステージ4になってしまいました。

 

私を支えてくれているのは、

夫です。

 

成人した子供達は、

それぞれ、

独立して家を出ています。

 

なので私は、

夫と二人暮らし。

 

夫は、

仕事をしながら、

私を支えてくれています。

 

標準治療が完了したら、

 

できるだけ、

普通の日々を長く過ごしたいと、

思っていました。

 

ところが、

 

あっという間に、

ステージ4に...。

 

私はまた、

死の恐怖で、

 

呼吸が苦しくなったり、

 

急に涙が出たりして、

不安定な気持ちに振り回されました。


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でも、

 

苦しいのは、

私だけでは無く、

 

夫もそうです。

 

ただ、夫の苦しみは、

私の苦しみとは違います。

 

つまり、

 

癌患者の苦しみと、

支える側の苦しみの違うのです。

 

実は、

私がステージ4だと知る、

ほんの少し前、

 

私の友人の御主人が、

突然この世を去りました。

 

60才の若さでした。

 

先日、

彼女の口から、

 

こんな事を聞きました。

 

「辛くって、

   寂しくって、

   私も死にたい...。

 と、感じる日がある。

 

 夫と、よく出かけた場所が、

    テレビで放送されたりすると、

 

    胸が、ぎゅ~っと締め付けられて、

    涙が止まらなくなる。

 

    もう二度と、

 そこに行けない気がする。」

 

この様に、

 

彼女は、

愛する御主人を失った、

喪失感に、

苦しんでいます。

 

家に戻った私は、

彼女の話を思い出し、

 

私が、

この世を去った後を想像しました。

 

夫も、

私を失った喪失感に、

 

苦しむ事になるのだろうなぁ...。

 

私の身体の異常に気づくのが、

遅かった事を、

自分のせいだと感じたり、

 

子供達に、

心配をかけまいと、

元気なふりをしたり...。

 

深酒をして、

身体をこわしたり...。

 

先日、テレビ番組の、

アライブがん専門医のカルテ

で、

 

グリーフケア と、

いう言葉を知りました。

 

大切な人を失った人が、

立ち直る事が出来るように、

サポートする仕組みの事だそうです。

 

悲しむ事を肯定する。

 

男性は、なかなか人前で、

涙を流しにくいので、

悲しみを持つ事を、

素直に受け入れない傾向がある。

 

悲しみを表現させてあげる。

 

意識的に、

思い出の写真を見せたりして、

悲しみを吐き出させる。

 

葬儀などの儀式を行い、

死を受け入れるきっかけにする。

 

一人だけで、

立ち直ろうとさせず、

家族と共に、

儀式を行う事で、

悲しみを共有する時間にする。

 

この事を知って、

 

私は、

 

子供達に、

お願いしておこう...と、

思いました。

 

それに、

 

長く、

悲しみにとらわれてしまわないように、

 

夫に伝えようと、

思っていましたが、

 

これは、

逆効果なんだと知りました。

 

いっぱい私の事を思い出して、

いっぱい悲しんで、

いっぱい泣いて泣いて...。

 

すると、

自然といつの日か、

 

夫も、子供達も、

 

私の事を思い出す時、

笑顔になり、

幸せな思い出だと

感じてくれるようになる。

 

残してしまう、

夫と子供達への心配が、

 

ちょっと薄らぎました😌。

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♥️ Cancer Gift ♥️

癌は、

本当に辛いけど、

 

自分が、どれほど、

夫と子供達を愛しているか...。

 

一緒に過ごす時間が、

どれほど大切な思い出なのか...。

 

改めて気付き、

大切にできる...。

 

私の事を思い出してもらうことが、

夫や子供達にとって、

 

回復する事の妨げにならないのだから、

 

今のうちに、思いっきり、

楽しい思い出を作ろう🎵