あなたのこだわりは、自分の中の常識によって作られている。味覚の許容範囲の半径を広げよう!
こんにちはLavenderです。
今日は、
テレビをつけた時に聞いた、
『フランスには、各地に、地元ならではの、
オリジナルな食べ物や、料理があるけど、
スウェーデンではどうですか?』
との質問を聴いて、
あるドラマを思い出しました。
スウェーデンでは、冬が厳しいので、
そのための食料の確保や、
保存に意識が向き、
地域毎の違いはあまり無いそうです。
ところで、皆さんは、
好き嫌いはありますか?
私は、幸い嫌いな物は少ない方だと思います。
イヌイットの食文化の一つに、
キビヤックとうのがあります。
アザラシのお腹の中に海鳥を詰めて、
それを長期間、土の中に埋めて、
熟成発酵させた料理です。
おそらく、これは、
その土地の人達のごちそうだとしても、
私は、無理かもしれません・・・(^▽^;)。
まあ、特殊な物を除いて、
だいたい平気なので、
旅行に行って、
現地ならではの食文化を楽しむのが好きです。
ただ、本当にそれを毎日の味として、
頻繁に食べられるか・・・。
と、なると、話は別です。
長く九州に住んでいた事があるのですが、
引っ越してまだ日が浅い頃、
とんこつラーメンを食べに行きました。
濃厚な白っぽい混濁したスープに、
硬めの細麺。
興味深々で美味しく頂きました。
しかし、なぜか、
そう頻繁には食べには行きませんでした。
ところが、不思議なものですね。
10年以上住んでいるうちに、
知らず、知らずに、すっかり、
とんこつの臭い、味に馴染んでいたようです。
九州を離れた後、
あの味をとても懐かしく思い出すんです。
ラーメンに限らず、
様々な、
九州の地元めしの味が恋しくなるんです。
この、味覚って厄介ですよね。
生まれながらに馴染んだ味。
おふくろの味。
これが、自分の中の味の基準になっている。
そこからどのくらい離れた味までが、
許容範囲なのかは、
その人次第です。
その半径が狭い人は大変です。
かなり昔の朝ドラの、
ごちそうさん を観られていましたか?
関東から関西に嫁いだ、
くいしんぼうの女性が、
なかなか関西の昆布だしの味に馴染めず、
苦労します。
そこで、空腹は最高の調味料!
を実践し、長い断食の末、
やっと昆布だしの良さに気づきます。
その努力の様子を見ていた夫が、
丈夫で燃えないコンクリートの建造物に
こだわり過ぎていた自分に気づきます。
その時代に手に入りやすい材料で、
より良い建造物を作る努力をする事に
シフトして行く話です。
このこだわりを捨ててみる。
という考え方は、
人を自由にしてくれます。
自分の中のこだわり=自分の中の常識
これを一度捨ててみる。
こうするだけで、
頭の中が、心の中が空っぽになって、
新しく、有益な情報や考え方が入ってきます。
さらに、この空間は、何故か、
空にした後、
大きくなるような気がするんです。
自分の小さな常識に囚われていた事に、
気づいた。
という成長が、頭の、心の許容量をひとまわり、多くしてくれるのかもしれません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
💛 Cancer Gift 💛
こだわりを捨てて、
自分の頭に、心に空間を作ろう!
自然とそこに、
新しい何かが流れ込んで来るはず!