乳がん切除の解放感の前に乗り越える事があった。
こんにちはlavenderです。
金曜日は、
左乳房全摘出術を、
終えたところまでのお話でした。
今日は、
乳がんを切り取ってもらえた解放感を、
感じる前に、
乗り越える試練があった。
というお話です。
乳がん切除後の解放感の前の試練
2019年4月1日 エイプリルフ-ル
回復室で3時間過ごし、
消灯した暗い元の大部屋戻りました。
ああぁ・・・。
終わったんだなぁ・・・。
私をあんなに辛く、悲しくさせていた、
癌が、私の左乳房と共に、
切り取られたんだなぁ・・・。
と、しみじみ約半年前の、
乳がんの宣告からの、
辛く長い治療の日々を思い出しました。
私、よく頑張った。
とにかく今日はぐっすり寝よう。
しかし、一時間ほどすると、
寝返りをしたくなって来ました。
尿を出すための管、
右手に点滴、
左乳房を切除した部分の、
廃液を出すドレ-ンの管があって、
私は怖くって、
真上を向いたままの体勢しかとれない。
だんだん背中、腰がしびれて来ました。
寝たいのに、眠れない。
時々、点滴の様子、
尿の出具合、
ドレ-ンからの廃液の量を見に、
看護師さんが出たり入ったり、
しびれは腰痛に変化してきました。
『動いても良いですよ。
横向いても良いし・・・。』
って、看護師さんは言うけど、
3か所管でつながれていたら、
動けません。
両膝を立てて、腰を浮かせて、
腰と背中の血流を良くすると、
楽になる事に気づきました。
そうして、なんとか腰が楽になった後、
やっと睡魔が襲って来て、
眠りに落ちそうに・・・なりました。
ところが、
また目が覚めてしまいました。
原因は、お隣さん。
私が手術に行く、
数時間前に入院されて来た方です。
酷いいびき・・・。
さらに、
自分のいびきで目が覚めた後、
すぐに眠れないみたいで、
ブツブツ独り言を、
言い始めました。
『あっ、そうだ!〇△✖□※・・・
だったか・・・でも、
✖▼◆かなぁ・・・。』
看護師さんの出入り、
腰背中の痛み、
お隣さんのいびきと、独り言で、
私は術後の解放感を味わうどころか、
体力回復のために必要な睡眠は、
ほぼゼロのまま、
暗闇をみつめながら、
4月2日の朝を迎えました。
朝になると、
傷から出る廃液のドレ-ンを残して、
尿の管、点滴が無くなりました。
やっと、自由の身です。
廃液の入れ物を、
レジャーシートみたいな生地で出来た、
ポシェットに入れてたすき掛け。
トイレまで一人で行ってからは、
腰も背中も、もう痛くありません。
後に、友達になった方々の多くが、
術後最初の晩は、
傷の痛みより、腰と背中の痛みが辛い。
と言っています。
術後の朝食は、おかゆかなぁ・・・。
と、寂しく思っていましたが、
普通食でした!!!
これは、とっても嬉しい誤算でした。
そして、
同じ日に先に手術された、
Tさんと、たくさん話すようになり、
入院生活が楽しくなって来ました。
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💛 Cancer Gift 💛
明けない夜は無い。
友達を作ると、
どんな場所でも楽しくなる。