一期目２週ごと４回の抗がん剤による副作用との闘い
こんにちはlavenderです。
昨日は抗がん剤投与が、
やっとスタ－トしたお話でした。
今日はその抗がん剤による副作用のお話です。
一期目の抗がん剤による副作用
私の乳がんの種類の場合、
手術前に大きく育ってしまっていた、
腫瘍を小さくするために、
二期に分けて、４回ずつ、
計８回の抗がん剤を受けました。
一期目は、
２週間毎に４回の抗がん剤を受けました。
辛さと、効果には因果関係はなく、
この抗がん剤が効かなかったら、
どうしよう・・・。
という不安と、
やっと癌の治療が始まることへの、
期待と安堵が入り混じっていました。
赤い液体の抗がん剤・・・。
血管にダメ－ジが来ます。
漏れたりしたら大変な薬です。
私は漏れたりはしなかったのですが、
右腕を前に突き出すと、
皮膚の下で血管が固く、
引きつっている感覚が今もあります。
後に出会う、がん友の腕には、
引きつっている痕が残っていて、
気にしています。
その赤い薬は、すぐに尿にも排出され、
他の人への影響を避けるために、
トイレの使用後は、蓋をして二回流す事。
下着は、別に洗う事などの注意を受けました。
どれほどの劇薬なのでしょう・・・。
毎回、その点滴を見ると、嫌な気分になりました。
幸い吐き気止めは、効果を発揮してくれて、
多少だるくはなりましたが、
点滴直後は、
バスと電車を二つ乗り継いで帰宅出来ました。
しかし、点滴を重ねるうちに徐々に、
だるさが強くなってきて、
電車の混雑や、暖房の熱で、
ちょっと辛くなって来ました。
３回目の投与が
終わった後、３日目あたりから、
まるまる１週間は、
買い物に行くのも、
「えい！」と、
気合を入れて起き上がらなと、
辛い状況になりました。
それでも、ありがたい事に、
一度も吐きそうになりませんでした。
吐き気止め２種類を、
我慢しないで、交互に使用することで、
コントロ－ルが出来ていたんだと思います。
この時の抗がん剤は、
免疫力を下げてしまう副作用があるので、
点滴を受けた二日後に、
病院で白血球を上げるための皮下注射を受けます。
これが、最近保険適用になったことで、
私は使用することができました。
領収書をみたら３２０００円になっていました。
保険適応でない時は、
はたしていくらだったのでしょうか・・・。
一番嫌な副作用は、
脱毛です。
抗がん剤が始まる直前に、
一度ショ－トにカットしましたが、
３回目の投与を受けた後のある日・・・。
髪を洗っていたら、
突然、ごっそり と、
束になって髪が抜け落ちました。
ついに来たか・・・。
体調の良いタイミングをみはからって、
美容院に行き、
坊主頭にしてもらいました。
バリカンが頭で振動しているのを感じながら、
涙がポロポロこぼれました。
それから全部抜けてしまうまでに、
それほどかかりませんでした。
あとは、臭覚の変化です。
普段使っていた化粧品の一部が、
嫌な臭いに感じてしまい、
使えなくなりました。
味覚も変化し、
チョコレ－トが、
もそもそして美味しくない。
油が持つ美味しさが、
わからなくなってしまったみたいです。
他のがん友は、塩味を苦味に感じて、
辛かったと言っていました。
しかし、ずっと同じ調子ではなく、
点滴を受けてから二週目までがきついのですが、
点滴を受ける週にはいる頃には、
だるさも軽減するので、
体力、筋力を落とさないように、
鬱にならないように、
身体を動かそう！！
そう自分の身体にカツを入れて、
特にお気に入りなのは、
韓国人のインストラクタ－による、
ZUMBA動画です。
ラテンや、流行りの音楽を聴きながら、
身体を動かすと自然と笑顔になれました。
はたから見たら、
はげた おばさんが、
一人で笑顔で踊る姿は、
なんとも奇妙な様子だと思います。
なんとか、一番きつい抗がん剤の、
一期目をやりきりました。
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💛 Cancer Gift 💛
きつい時は、無理せず休憩し、
ちょっと頑張れそうな時は、
自分を励まして、
行動してみよう。
そして、出来たら、
うんと自分を褒めよう！
一つ、一つこなせば、
必ず終わりが見えてくる。
