いよいよ抗がん剤投与がスタ-トしました。
こんにちはlavenderです。
金曜日は抗がん剤投与までに、
私がした事のお話でした。
今日は、抗がん剤投与がスタ-トした時の、
お話です。
いよいよ抗がん剤投与がスタ-トしました
2018年11月9日
R先生の診察までに、
血液検査のデ-タが上がって来るように、
早朝に採血を受けて、
乳腺外科外来で名前を呼ばれるまで、
一時間以上待ちました。
呼ばれて診察室に入ると、
R先生は、笑顔で
『いよいよですね。血液検査の結果上、
今日の抗がん剤投与は、
問題なく受けられます。
抗がん剤は以前に比べて、
吐き気止めが非常に良いものが
出て来ました。
ただ、最初が肝心で、
一回目がさほど辛くなかった方は、
わりと最後まで、
吐き気に悩まされず、
スム-ズに進む場合が多いようなんです。
だから、これから山ほどお出しする、
副作用が出た場合の対処薬を、
我慢せずに上手く使ってください。
薬は体に負担をかけるからと、
我慢される方がいますが、
今は、そこを考えないで、
ちょっと怪しい・・・。
と思ったら、早め早めに飲んでしまってね。』
へぇ~そうなんだ・・・。
最初が肝心かぁ・・・。
抗がん剤の副作用も、気の持ちよう?
病も気から?が通用するのかぁ・・・。
診察が終わったら、
今度は腫瘍センタ-に移動です。
開放的な明るい室内に、
たくさんの方が待っていました。
こんなにたくさんの方が、
癌の治療で点滴を受けるんだ・・・。
二人に一人が癌になる時代。
まさに、そうなんだ・・・。
と、実感しました。
しばらく待った後、
吐き気止めの、大きな錠剤を一つ、
渡され飲みました。
30分後、名前を呼ばれ、
点滴を受ける部屋に移動。
普通の病室のような場所で、
皆さん、ずらっと並んで、
点滴を受けています。
小頭台に荷物を入れ、
リクライニング機能のついたベットに座り、
採血をしたのと反対の腕で点滴を開始しました。
(採血した腕とは、反対の腕にした方が良いので、
毎回どちらの腕にしたいか言って欲しい。
と、言われました。)
この時、
この後続く抗がん剤の点滴は、
左右交互の腕になるように、
メモしておきました。
点滴をする反対側の腕に、
バーコードのついた紙を巻かれ、
点滴の交換の度に、名前を言わされ、
バーコードを読み取ります。
医療ミスを防ぐためです。
処置カ-トの上に、
私がこれから受ける点滴が、
ずらっと、
並べられています。
二人の看護師が同時に用紙と、
点滴に書かれている薬品名と量を読み上げます。
それらをすべて点滴棒にぶら下げて、
いよいよ点滴スタ-ト。
うわぁ~なんだぁ?この赤いの・・・。
すごく効きそうだけど、
毒ぽい。
それまでは、病は気から・・・。
よし、強い吐き気止めを飲んだんだから、
大丈夫。
って思っていた気持ちがくじけそうになりました。
いやいやそれではだめだ、
最初が肝心。
点滴の事を考えないように、
を読んで過ごしました。
上の子がまだ自分で読むには、
少し難しかった頃、
毎晩読み聞かせをしていた、
楽しい思い出が詰まった本です。
しかし、のんびり本に集中してもいられなく、
第一回目の抗がん剤投与は、
体調を悪くされる方も多いので、
何度も様子を見に来られるし、
点滴の漏れが無いか、点滴の交換、
薬剤師による、各点滴の副作用、
山ほど出された薬の使用上の注意などの説明。
とにかくスタッフの皆さん、
明るくて、話が脱線することもしばしば・・・。
おかげで、点滴の副作用の事を考えて、
くよくよするどころか、
今日のこの点滴で、
癌細胞が、かなり減るかも・・・。
なんて思えました。
早朝から来て、
採血、診察、点滴とかなりの時間を病院で過ごし、
疲れましたが、
特に吐き気もなく、
なんだぁ・・・。
本当に今の吐き気止めって効くんだ・・・。
そう思いながら、
第一回目の点滴は無事に終わりました。
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💛 Cancer Gift 💛
信頼できる人の言葉を信じて、
前向きに治療に専念する。
くよくよやっても、前向きにやっても、
同じ時間を過ごすなら、楽しい方を選ぼう。