不治の病の患者さんのトリセツは、全ての人に通用するトリセツでは?

こんにちはLavenderです。

 

今日は、

最近良く耳にする、

"妻のトリセツ"

と、言うワードから、

あることを思った話です。

不治の病にかかった家族のトリセツは、誰にでも通用するトリセツ

Twitterをしてると、

 

癌を患ったとわかった妻に、

離婚を申し出る夫が、

わりとたくさんいる事に、

驚きました。

 

逆に、

 

夫が病気になり、妻側から、

離婚を申し出るケースを私は知りません。

 

離婚まで発展せずとも、

良く耳にするのが、

 

風邪で熱を出して、

寝込んでいるのに、

 

夕飯どうするの?

 

の質問を夫にされて、

ガッカリした。

 

と言う話を耳にする事が多いです。


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幸い、私の夫は、大学生時代に、

自炊の経験があるので、

 

私が、寝込むと、

台所に立ち、

何かしら作って子供達に、

食べさせてくれていました。

 

カツ丼を作ってくれた事も二度程...😅

 

(子供達の喜ぶ顔が、

優先されていることが、

ここから分かります😅。

実際、子供達は、

夫が台所に立つという、

非日常を大いに喜んでいました。)

 

なので、

体調を悪くしている私に、

 

夫が、

私の地雷を踏むような質問を

してきた事はありません。

 

しかし、

私が、乳ガンになったと、

わかってから、

 

夫の私に対する態度に、

明らかな変化を感じています。

 

冷たくなったのかって?

いえいえ、その逆です。

 

子供達が独立し、

二人暮らしに戻ってから、

 

車を買ってくれて、

ペーパードライバーだった私は、

夫の特訓を受け、

なんとか運転できるようになりました。

 

それ以来、

車で遠出した時に、

 

運転に疲れた夫に、

なかなか、「 運転代わろうか?」

 

と、言い出さない私に

イライラするようになってきました。

 

他に、

ちょっとした簡単なパソコン操作なのに、

覚えようとしない私にイライラ...。

 

まだまだ続くであろう二人の生活。

どちらも、運転が達者であれば、

長く二人で旅行も楽しめる。

 

パソコンだって、

夫が先にボケるかもしれない、

 

年賀状ひとつ、

作成できないと、

余計なお金がかかる。

 

出来るように、なって欲しい...。

 

という、夫の私に対する期待だったのだと、

思うのです。

 

しかし、 

私は、運転に苦手意識があります。

運転が楽しいなんて、

思った事は一度もありません。

 

もちろん、運転が出来るようになり、

助かっています。

 

私は、結婚を機に専業主婦になったので、

パソコンを使う場面なんて、

メールと、検索と、

Amazonの商品購入が出来たら、

十分❗

 

と、思っていました。

 

いつもは、

優しい夫なので、

たまに見せる、

イライラなんて、

気にしないようにしていました。

 

しかし、

私が乳ガンになったとたん、

 

車を長時間運転させてしまっても、

横でいくら寝ていても、

イライラしている感じがなくなりました。

 

パソコンもしかりです。

 

夫の中で、

私に期待していた事の優先順位が、

変わったのだと思います。

 

それまで、

このくらいの事は、

この程度出来て欲しい...。

 

という、私に対する期待が、

 

乳ガンを治療し、完治させる事。

 

が、最優先事項として浮上し、

先ほどの期待事項は、

ずっと順位を落としたのでしょうね。

 

私も同様かもしれません。

 

夫に、子供達に、

こうあって欲しい。

と、思っていた期待が、

 

自分の命の危機に遭遇し、

優先順位が、

 

皆が元気で、幸せなら、

それ以上の期待は、

何にも無い...。

 

それにしても、

何故妻の大ピンチに、

 

離婚して欲しい❗

 

が、妻への最優先の要望になるのかが、

分かりません。

 

支える自信が無いからかなぁ?

 

支えようと、

思うのは大変だと思います。

 

でも、期待しているのは、

 

話を聞いてくれて、

手を握り、

一緒に、泣いてくれることだけなのです。

 

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💛Cancer Gift💛

愛する人に、

期待する一番は、

健康で幸せでいてくれる事だと、

 

心から、気づけて良かった。