もはや楽器が弾けない事、楽譜が読めない事は問題にならない。タブレット一つで作曲家

こんにちはLavenderです。

 

今朝は涼しい感じがします。

ちょっとだけ秋を感じた所で、

芸術の秋!のお話です。

 

楽器がなくたって、楽譜の読み方を知らなくたって、タブレット一つで作曲家

 

なぜ芸術の秋というのかもわからないまま、

絵画の話をしようとしている私は、

チコちゃんにしかられそうですが・・・。

 

今から38年くらい前、

私がまだ独身だった時の話です。

 

先輩看護師に連れられて、

画廊に行きました。

 

普通に絵を見始めてすぐ。

 

絵の下に、

絵のタイトルと、画家の名前それと、

価格が表示されている事に気づきました。

 

“えっ!?”

 

“この絵がこんなに高いのぉ?”

 

声には、出しませんでしたが、

顔に驚きの表情( ゚Д゚)が、

出てしまっていたかもしれません。

 

ほどなく、画廊のスタッフが現れ、

 

画家の経歴と、

作品の説明をし始めました。

 

もうこうなったら、

ただの芸術鑑賞ではなく、

 

“この作品はいくらだ?”

 

という自分へのクイズに変わっていました^^;。

 

そこそこ当たる時もあれば、

大外れの時も・・・。

 

そうこうしながら、

作品を見て回っているうちに、

 

一枚の絵に惹きつけられました。

 

抽象画です。

今も鮮明にその絵を思いだすことができます。

 

赤、オレンジ、黄色などの暖色の油絵で、

タイトルは忘れましたが、

とても暖かく、

エネルギーを感じる絵でした。

 

価格も覚えています。

62万円。

 

勿論手なんて出ませんし、

やっぱり高すぎると思いました。

 

38年も昔のことなのですが、

こうして、

その絵を覚えているという事は、

 

私にとって、

あの絵は価値があったのかもしれません。

 

しかし、

62万円を払う価値があったのかは不明です。

 

芸術って不思議ですよね。

価格は誰が、どうやって決めるの?

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先日、テレビをつけたら、

顔を両手で覆った人の絵が映し出され、

 

その絵は、

どうもかなりの価値を生む可能性が

あるらしいのです。

 

IQがアインシュタインレベルの、

日本人の青年が描いた絵ということでした。

 

黄金比という、

人間がもっとも美しいと感じる比率で、

自然界にも多く存在しています。

 

それを駆使して描いた絵という事でした。

 

それって、邪道では?

 

って思ったのは、私一人なのかなぁ・・・・?

 

プロからしたら、

黄金比を使っているからって、

世界で認められるような絵を描くのは、

難しい・・・。

 

ということなのかもしれません。

 

では、

黄金比でない絵は、

美しくないのか?

という疑問も湧きました。

 

私が気に入ったあの絵の比率は

どうだったのかな・・・?

 

今はだれが所有しているのだろう・・・?

 

今の価値はどのくらいなのだろう・・・?

 

人が好感を持つ色の組み合わせや、

その比率を駆使した絵は、

売れる?

 

なぞは尽きません。

 

これも、テレビなのですが、

 

ヒャダインこと前山田健一さんと、

岡崎体育さんの

NHKの音楽番組を見て衝撃を受けました。

 

テレビをつけた時、

 

眉村ちあきさんが、

液晶画面にヒビの入った

ブレットを操作しながら、

 

『・・・関節が・・・』と、話した事に、

岡崎体育さんが、

「小節でしょ!?」

と、笑いながら突っ込んでいました。

 

彼女は、楽譜の区切りの一つ一つを数える時に、

〇小節と数えることすら知らないまま、

音楽をどんどん作っていました。

 

タブレット一つで、

色んな楽器の音を組み合わせて、

最後に歌も録音して 、

番組の収録中に曲を一つ作ってしまいました。

 

なんとも、不思議な感じの曲でしたが、

面白いと思いまいした。

 

何かの楽器を、小さい頃から、

先生について習い、

音符の長さや、記号の意味等を、

論理的に学び、

 

練習曲を何時間も毎日練習して、

専門学校や、音楽大学で勉強して・・・。

 

そうしてきた人達からみたら、

 

このような曲作りの方法は、

どういう風に感じるのかなぁ・・・?

 

楽器が弾けない人が、

楽譜の記号の意味を知らない人が、

曲を作り、

 

ネット上で配信し、

お金を得る時代。

 

絵も黄金比だろうが、

なんだろうが、

自分が面白い!やってみようと思った事を、

 

形にするだけ。という感覚。

 

タブレット一つあれば、

色んな事を表現できる時代。

 

増々、学校の意味が問われる時代に

なって来たと感じました。

 

色んな事に挑戦するための敷居が下がり、

イデア次第で、

様々な事が

仕事として成り立つ可能性を秘めています。

 

面白い時代がやって来ました。

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💛Cancer Gift💛

先入観を捨て、

いろんな角度から、

芸術を楽しもう!

 

今の状況を嘆き、

あきらめるのではなく、

可能にするための方法を探してみよう!