自分の人生を生きるのは辛いですか?誰かの人生を生きたいですか?
こんにちはLavender です。
今日は、
つわりが、
辛そうな方を見かけて、
思った事です。
誰かの人生を生きたいですか?羨ましく、妬ましい?
いつものように、
近所の食品売り場を歩いていたら、
男性が、
女性の顔をのぞき込むようにしながら、
「大丈夫か?
あっちに、座る所があったから、
そこに座って、待っていたら?」
と、話しているのが、聞こえました。
女性は、
「そうするわ...。出掛けた方が、
気分転換になると思ったけど、
匂いで、気持ち悪くなる...。」
と、言い残し、
ソファーが並んでいる方に行きました。
女性の服装と、
今の会話から、
つわりかなぁ...。
と、思ったと同時に、
自分の時の事を思い出しました。
妊娠すぐから始まったつわり...。
出産近くまで長く続きました😅。
一番酷かった三ヶ月間は、
1日に15回くらい、
吐いていました。
これが、
妊娠じゃないなら、
耐えられるかなぁ..?
と、その頃思ったものです。
つわりには必ず終わりが来る。
しかも、
それがいつなのかも、わかっている❗
自分が望だ妊娠だし、
大きくなるお腹と共に、
子供に会う日への楽しみが膨らむ。
医師にも、
話しましたが、
「入院しても、家にいても、
出来る事は、一緒だよ。
かえって、
家にいた方が気が紛れると思うよ。
確かに、つわりが酷い人の中には、
妊娠継続が出来ない方も希にいるけど...。」
とも、言われました。
そこまでつわりが酷く、
赤ちゃんを、
諦めないないといけなくなった方もいるだ...。
"つわり"と、言っても人それぞれ、
程度も、長さも違うんだ...。
と、実感し、
認識を新たにしました。
あれから、
28年。
二人の子供が授かり、
バタバタと子育ての日々の生活に追われ、
年月が過ぎ去りました。
そして、去年(2018年)9月末。
乳ガンが見つかり、
私の心は、
死の恐怖で、
奈落の底に、突き落とされました。
癌による、身体的な不快感はなく、
触ると、左胸の中にある、
右より固めの何かがあるくらいでした。
しかし、
癌だと、聞いたとたん、
悲しみと恐怖に身体が反応し、
アドレナリンが出まくり、
無意識に、
全身に力が入ってしまい、
手足の先が冷たく、軽く痺れた感じ。
心拍数が上がり、
息苦しい状態が続きました。
それでも、病状が分かり、
治療方針が決まり、
治療が開始される頃には、
落ち着きを取り戻していました。
実際、抗がん剤が始まると、
これで、
癌は、小さくなり、
手術が受けられるようになるんだなぁ...
そう思うと、
抗がん剤の副作用の辛さは、
乗り越えられる辛さになりました。
全く、身体的きつさの無かった、
乳ガン告知直後の方が、
ずっと、ずっと
キツかったです😭。
大きな精神的ダメージは、
肉体的苦痛と同じように、
心が折れそうになるのだと、
初めて身をもって体感しました。
それに、
抗がん剤の副作用で、
身体がだるく、
味覚障害などもあり、
友人と会う事を避けていた時期、
私と同年代の女性が、
友人らしき方と、
楽しげに話す姿を見ると、
何故、私なの?
何かの罰?
何も悪い事なんて、してないのにぃ...。
笑っているあの人が羨ましい...。
と、思う事も度々ありました。
治療が順調に進み、
術前の抗がん剤が、
残り二回頃になると、
健康そうな人を見かけると、
相変わらず、羨ましい...。
という思いも湧きましたが、
自分も、
健康だった時、
病気を患っている人から、
そう見られていたのかもしれない...。
と、
冷静に考えられる自分もいました。
人は、
今の自分が持たない物を、
欲しがり、
羨ましがり、
妬む...。
もしかしたら、
私がさっき、
羨ましい~と、
思った、あの人は、
実は、今現在も、
大変な悩みや、問題を抱えながら、
生きているのかもしれない・・・。
誰にも分からない。
彼女にしか、
その辛さは、分からない。
やっぱり、
私は、私の人生を生きるのが、一番なんだ‼️
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♥️ Cancer Gift ♥️
肉体的苦痛も、
精神的苦痛も、
どちらも、とても辛いもの。
そして、そのキツさは、
本人にしか分からない。
皆それぞれ違う。
何の問題も抱えていない人なんて、
いないのかも...。
一番納得する事が出来るのは、
自分の人生を精一杯生き抜く事しかない。