乳癌の再発、新型コロナウイルスで、「ありがとう」を言う時、一期一会を強く意識する

こんにちはLavenderです。

 

今日は、

山梨県笛吹市

桃の花を見に行った時のお話です。

 

乳癌再発と新型コロナウイルスで、「ありがとう」を言う時、一期一会を強く感じる...。

 

新型コロナウイルスの猛威が増す中、

公共の乗り物の利用を避け、

夫と、車で山梨県笛吹市に行って来ました。

 

例年ならば、

この時期は、

野外のあちこちに、

食事が出来るスペースが設けられ、


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美しいピンクの桃の花と、

黄色い菜の花の共演を、

 

たくさんの方が、

賑やかに楽しむ様子が、

見受けられますが、

 

今年は、

人数も少なく、

皆さんマスクをして、

 

互いに距離をとりながら、

写真を撮っていました。

 

私も皆さんと同様にしながら写真を撮り、

 

「今年も綺麗だ...」と、

呟くと、

 

70代くらいの男性が、

『今年は、コロナで、

 お祭りは無しだ...。

 よく来るのかい?』

 

と、話しかけられました。

 

この方は、

鮮やかな青いジャンパーを着ていて、

お祭りのスタッフさんだと思われます。

 

「毎年、この時期に来て、

 桃の花を見せていただいています。」

 

と、言うと、

 

『そっか...。今年は、飲食の提供は無しだ。

 でも、景色は変わらん。

 楽しんで行ってな...。

 

 菜の花摘んで、

 今日の夕飯の一品にするといい。』

 

と、言ってくださいました。

 

夫と、たくさん写真を撮りながら、

坂道を上り、

 

下り道では、

菜の花の蕾の枝を10cm程の長さで、

摘み取りながら歩きました。

 

上りは、

写真スポットを探しながらでしたが、

 

下りは、

目が、菜の花の蕾みにしか行きません😆。

 

人は、

見ようとしている物に集中すると、

 

他の物が見えにくくなるんですね😝。

 

食べ物を収穫するのって、

とっても楽しい😋🎵

 

二人分の菜の花を手に下って来ると、

 

先ほどのおじさんが、

 

『たくさん摘んだか?』

 

と、ちょっと遠くから、

声をかけてきました。

 

黄色い花の無い、

黄緑色の菜の花の蕾の束を

高く持ち上げて振って見せて、

 

「ありがとうございました!😆」

と、少し大きな声でお礼を言いました。

 

そう言いながら、

ちょっと、胸の奥がぎゅっと、

するのを感じました。

 

乳癌が再発してから...。

 

そして、

新型コロナウイルス

が広がるにつれ、

 

ありがとう

 

と、言う度に、

 

私はどこか...

 

ありがとう...そして、サヨウナラ...

 

と、心の奥で言っているのを

感じるようになりました。

 

この日の夕飯に、

菜の花と、

ウインナーを塩胡椒で炒めた一品が加わり、

 

桃源郷の風景と、

 

あのおじさんの笑顔と、

 

摘み取る時の楽しい気分を思い出しながら、

 

夫と、美味しくいただきました。

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♥️ Cancer Gift ♥️

一期一会...

人に、景色に、花に...

ありがとうを感じる。