愛する人を失った悲しみをアバターで癒すのは、グリーフケアになるのだろうか?

こんにちはLavenderです。

 

今日は、

昨日の夜見たTVの内容からです。

 

大切な人を失った悲しみを癒すために、アバターを作り出すのは、本当にグリーフケアになるのだろうか?

 

 

TVをつけたら、

グリーフケアについてやっていました。

 

この番組で取り上げていた、

グリーフケアは、

 

一風変わっている…と言うか、

 

超今風…😅。

 

TVをつけて、

最初にやっていたのは…。

 

亡くなった身内や、

友達のSNSのアカウントに、

メッセージを送るという物でした。

 

さらに、

それが進化した方法が、

アメリカで開発されていて、

 

亡くなった方の文章、

好み、年齢、性別、

等を入力する事で、

 

メッセージを送ると、

その亡くなった方が言いそうな内容を、

AIが判断して返信する。

 

と、いう物です😲。

 

声も登録するば、

その亡くなった方の声で、

歌も聴く事さえ出来てしまいます😅。

 

韓国では、

ある実験的な試みに、

大きな反響があったそうです。

 

亡くなった娘にまた会いたい…。

 

そう願うお母さんが、

その試みに参加しました。

 

それは、

 

VRを駆使し、

娘さんそっくりのアバターと、

会話すると言いものでした。

 

娘さんのしぐさは、

写真や動画から、

サンプルを採取していました。

 

愛する人を失った方からすると、

 

夢でも良いから…。

幽霊でも良いから…。

 

と、思いますよね…😢。

 

実際、

友人のSNSのアカウントに、

メッセージを送り続けている女性は、

 

『頭の中では、

 亡くなった事はわかっているが、

 

 彼女の誕生日など、

 メッセージを送らずにはいられない。』

 

そう語っていました。

 

メッセージを送ると、

返信が来て、

 

さらに、

亡くなった父親の歌を、

時々楽しんでいる男性は、

 

天国に住んでいる父親と、

普通に楽しくLINEしている様に見えました。

 

VRで、

亡くなった娘さんのアバターと会った女性は、

 

『気持ちが軽くなった。』

と言っていました。

 

私の友人の弟さんが、

若くして突然亡くなった時、

 

ご両親は、

恐山イタコに会いに行かれていました。

 

イタコに乗り移った、

彼のと会話する事で、

 

聞きたかった言葉を聞き、

息子さんの死の悲しみを、

乗り越えようとしていました。

 

これも、

昔のやり方ではありますが、

アバターとの会話なのかもしれません😌。

 

近い未来、

身近な人が亡くなった後も、

 

あたかも、

その人が生き続けているかのように、

 

アバター

一緒に生活し続ける事が

可能になる日が来るのかもしれません。

 

あなたなら、

どうしますか?

 

愛する人を失った時…。f:id:lavender38:20200723170128j:image

乳癌の最初の治療後、

癌が再発した私は、

 

抗がん剤が効かなくなった所で、

ほどなく、人生が終わる身です。

 

遺族の側ではなく、

愛する人を残して旅立つ側の立場から、

 

この番組について考えた時…

 

私のアバターを作り出すのはやめて欲しい。

 

と感じました。

 

だって、

 

どんなに、

沢山私のデータを入力しても、

 

それは、

やっぱり私ではないからです。

 

子ども達が、

夫が、話しかけた時、

 

私のアバターが返した言葉は、

 

私が死んだ、

その時点までの、

私の一部の寄せ集めでしかないからです。

 

私が生きていたとしたら…

 

世界は刻々と変化しています。

私もどんどん色んな経験をします。

 

当然、

私の思考に変化が起きるはずです。

 

なので、

 

今の私と、10年先の私が言う事は、

真逆かもしれません。

 

そんないい加減な返答を、

私の言葉だと思って欲しくないです。

 

その言葉に取り付かれて欲しく無いのです。

 

ただ、

SNSのアカウントに、

メッセージを送るのは、

 

悪くないかも…。

と思いました。

 

私からの返事は、

絶対に来ない…。

 

という前提を受け入れ、

 

迷いや悩みを心の中だけで、

ぐるぐる回す事は、

わけが分からなくなるし、

しまいに腐敗して、

 

精神的に病みます。

 

そんな時、

 

私宛に、

文章の形で吐き出す事で、

 

頭の中が整理され、

自分で読み返した時、

 

迷いや悩みを、

自分から切り離し、

客観視する事になります。

 

やがて、

自分で答えを導き出す事にも繋がるでしょう。

 

でも…。

 

内容が許すなら、

私のSNSのアカウントに送らず、

 

家族や、

友人に悩み相談をして欲しいなぁ…😌。

 

信頼出来る、

その時代を生きている人に…。

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♥️ Cancer Gift ♥️

私のアバターは作らないで!

と、夫に言っておこう…。