私の乳がんをどう両親に伝えたか

こんにちはlavenderです。

 

昨日は主治医R先生との出会いから、

治療方針が決まるまでのお話でした。

 

今日は、私の両親と夫の両親に、

どう伝えたかのお話です。

 

私の乳がんを年老いた両親にどう話したか

 

2018年10月27日

 

この日、主治医R先生の口から、

私の病状と治療方針をうかがいました。

 

その足で、そのまま空港に向かい、

飛行機で両親のもとに・・・。

 

前もって、弟に連絡をしていたので、

空港から車で私の両親の家へ向かいました。

 

私の病状や、治療方針について、

弟に道すがら話しました。

年老いた両親にどう話すのが一番良いのか・・・。

弟と夫と3人で考えました。

 

実家に到着すると、思いがけない訪問に、

両親は喜びつつも、なぜこんな時期に?と、

何か不安を感じているようでした。

 

あまり、引き延ばすと、

余計に不安にさせてしまうので、

単刀直入に、

 

『お父さん、お母さんに、

話さないといけないことがあるんだ。

私、乳がんがみつかったの。

去年の9月下旬の健康検診検査で、

みつかったんだ。』

と話しました。

 

そこからは、M病院の主治医のR先生の診断結果と、

これから受ける治療について話しました。

 

母は涙を流しながら、黙って聞いていました。

 

抗がん剤が効かない事もある・・・とか、

乳がんは再発の確率が高いことなどは、

とても言えませんでした。

 

母は『治るんだよね。治るんだよね。』

そう繰り返し聞いてきました。

私は「治るよ。」

そう答えることしかできませんでした。

 

この日は弟もいてくれたおかげもあって、

思っていたよりもずっと暗い雰囲気にならずに済み、

他の話題で和やかに一晩を過ごしました。

 

その日の夜は、

これまでずっと張りつめていた気持ちが、

ほぐれて肩の荷が下りた感じがし、

ぐっすり眠れました。

 

翌日は、弟の奥さんと子供たちも来てくれて、

増々にぎやかになりました。

父や母の事を気遣って、

弟の家族全員が協力してくれたのです。

 

昼食後、別れ際に、

義妹と姪とハグをしました。

姪は泣き出してしまいました。

甥は、ガッツポーズをして見せてくれました。

 

弟は、もう一晩泊付き合ってくれました。

おかげで、

いつもと変わらない私の様子に、

両親は少しほっとしたと思います。

本当に助かりました。

 

翌朝早く、私と夫は、今度は夫の実家へ・・・。

駅には主人の姉夫婦が、

車で迎えに来てくれていました。

 

主人の実家に、前もって行くことは、

伝えてありましたが、

病気のことは話していませんでした。

 

伝え方も、伝える内容も、

私の両親の時とほぼ同じようにしました。

 

義理の母も泣いて、

『代わってあげたい・・・。』

と、言ってくれました。

 

申し訳なかったのですが、

この日は日曜日。

翌日から夫は仕事があります。

昼食をとった後、

私達は、空港に向かいました。

 

あまり不安にさせないように、

わりとうまく、

両親に伝えることができたのではないか、

と思います。

 

本当に弟がいて良かった。

家族がいて良かった。

 

義妹、義姉、姪、甥、助けてくれてありがとう。

力になってくれてありがとう。

 

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💛 Cancer Gift 💛

家族、親族ってすごく温かい。

年を取ってからの兄弟姉妹も、

素敵な存在だなぁ・・・。

 

 

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