自分の物の適量を知っていますか?時々手に取って、自分の心に聞いてみよう

こんにちはLavenderです。

 

今日は、

先日息子夫婦に、

渡したカップの事で、

ふと思った事です。

 

自分に必要な物の適量を知っていますか?時々手にとって自分の心に聞いてみよう

 

息子に、

カップの写真を撮り、

LINEで送り、

 

お嫁ちゃんが、

「欲しい!」と、

言ってくれたので、

 

遊びに来た時に、

渡しました。

 

お嫁ちゃんが、

いらなかった場合は、

 

捨てようと思ったカップです。

使わないのに、

なんで、ず~っと持っていたのかなぁ...。


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今から、15年くらい前かなぁ...。

 

ミスドの商品を購入すると、

クラッチカードが貰えて、

 

そのポイントの合計で、

 

お弁当箱や、手帳、

カップなどがもらえました。

 

デザインも可愛いし、

子供のお弁当箱に、

丁度良い大きさでした。

 

手帳は、

バインダー式で、

割引クーポンなんかもついていたし、

ペーター佐藤の、

可愛い絵が素敵でした。

 

カップも、

ミスタードーナツのロゴ入りで、

ぽってりとした、可愛らしいフォルムで、

 

色も、パレットに出した、

明るい絵の具の様な色合いで、

集めるのが楽しかった。

 

いくつかは、

実際使いましたし、

 

娘、息子が家を出て行く時に、

2個ずつ持たせました。

 

それでもまだ残っていたんです。

 

このカップと、

一緒に引っ越したのが、二回。

 

夫の転勤が一回と、

夫の転職による引っ越しが一回。

 

転勤の引っ越し代は、

会社持ちでしたが、

 

転職の時の引っ越し代は、

自前です。

 

なのに、

使っていない物を運ぶのに、

お金を払ってしまった...😨。

 

今まで、

使わない物に、

居場所を与え、

家賃を払って来てしまった...😨。

 

捨てて来なかったのは、

思い出があるからかなぁ...。

 

子供達を学校に送りだし、

 

ミスドで、

英語の勉強をしました。

 

子供達と、ミスドで楽しく過ごしたことも...。

 

友人とのおしゃべりも楽しかった...。

 

そんな、思い出の象徴が、

ミスドのマグカップなんだと思います。

 

人は、一度手にした物を、

価値ある物として見積もるらしいし、

 

思い出が詰まった物が、

物を処分する時に、

一番厄介だと聞きます。

 

その両方を兼ね備えたミスドのマグカップ...。

 

やっと、処分できて、

ほっとしています。

 

先日、面白いTV番組を見ました。

 

スウェーデンの、

若い男性のアパートにある品物を

一旦全て貸倉庫に入れて、

 

1日に一個ずつ、

そこから取り出す実験の番組です。

 

きっかけは、

ミニマリストと同じ。

 

自分には、物が多過ぎると、

感じた彼の考えた実験です。

 

ミニマリストは、

自分の持ち物から、

不要と思われるる物を、

どんどん捨てて行きますよね。

 

その逆バージョンです。

 

スタートは、

流石に裸ではいられないので、

コートを羽織っていました。

 

食べ物は、協力者の弟が、

持って来ました。

 

冷蔵庫は、ありません。

倉庫の中です。

スウェーデンの晩秋だったので、

 

窓の外に、置けば、

すぐには痛みません。

 

まず必要だったのは、

靴、衣類です。

 

面白いと、思ったのは、

下着の優先順位は、

スーツより下だと言う事。

 

一日に一つしか取り出せないから、

まず、仕事に行くために、

 

服と靴が必要。

下着をつけていない事は、

言わなければ誰にも気づかれません。

 

そんな風に、

翌日快適に過ごすために必要な物を、

 

よ~く考えて、一つに絞り、

取りに行くのですが、

 

100個あたりで、

 

彼は、もう取りに行かなくても良いと、

感じました。

 

携帯でさえ、必要性を感じないと...。

 

しかし、友人達に、

友達を無くしたくないなら、

持て❗と、言われました。

 

大好きな、お祖母ちゃんの家に行った時、

「生きるのに、物はそんなに必要ではない。」

と言う、話をします。

 

ある日、

可愛い女性と知り合いました。

 

彼女が、

自転車の鍵を紛失し、

壊したいが、

頑丈で壊れないと、連絡を受けた彼は、

 

工具をレンタルし、

鍵を切断し、

彼女の心をいとめました。

 

その頃には、

物が200個を越えたあたり。

 

その頃、

大好きなお祖母ちゃんが、

森で、転倒し、骨折したと、

連絡が入りました。

 

お祖母ちゃんは、

施設で暮らす事になりました。

 

お祖母ちゃんは、

もうあの家には戻りません。

 

お祖母ちゃんが、

これから暮らす施設に、 

 

お祖母ちゃんが所有する物は、

何個なのでしょうか...?

 

彼が、

「100個で、人らしい生活が出来ていている。

 携帯は必要無い。」

 

と言い、

 

世の中を達観したような表情をしていました。

 

100個は、

仙人や、修行中のお坊さんの境地かな?

と、私はその時、そう想像しました。

 

200個を越えた辺りで、

友達と遊んだり、彼女が出来たり...。

 

若者らしく、

人生を楽しんでいるように見えました。

 

人生には、

一見無駄に見える物があって初めて、

色鮮やかになるように思えました。

 

だから、

お祖母ちゃんが、施設で、

気持ちにゆとりを持って、

過ごすには、

 

200個くらいの物が必要のでは?

と、想像しました。

 

彼は、弟と、

大好きなお祖母ちゃんが居ない家に

行きました。

 

彼は、

キャンディが入っていた硝子の入れ物を、

貰う事にしました。

 

他にも沢山の物があったけど、

 

彼がお祖母ちゃんとの思い出に欲しい

と選んだ一つが、

それでした。

 

「他に欲しい物は無い。

 これ一つだ...。」

 

お祖母ちゃんにとって大切な物は、

他の人には、必要の無い物なんです。

 

しかし、それらの物は、

お祖母ちゃんの、

人生を色鮮やかにし、

 

居心地の良い空間にしてくれていた。

 

近藤麻理恵さんが、

提唱している片付けで、

 

物を手に取って、

トキメクかどうかで、

 

捨てるか残すかを決める。

 

と言っていました。

 

トキメク?

 

初めて聞いた時、

この人、ちょっとヤバい人かも...?

 

と、思いました😝。

 

でも、今なら、

トキメクの意味が分かります。

 

先ほどの彼が、

選んだキャンディの入れ物は、

 

彼が、それを手にした時、

 

大好きなお祖母ちゃんの家に行くと、

必ず、お祖母ちゃんが、

その硝子の入れ物を、

 

彼に手渡し、

「キャンディをどうぞ。」と、

優しい笑顔で差し出された事を思い出したと思うのです。

 

お祖母ちゃんとの思い出が、

たっぷり詰まったキャンディの入れ物は、

 

彼にとって、トキメク物なんです。

 

そのトキメキは、

手に取った人が変わると、

 

トキメイたり、

トキメカナかったりするんです。

 

さらに、時間がたったり、

状況が変わったら、

 

トキメイたり、

トキメカナかったりする事に気づきました。

 

それをミスドのマグカップ

教えてくれました。

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♥️ Cancer Gift ♥️

当たり前に在るものを、

時々手にとって、

トキメクかどうか、

チェックしてみよう。

 

人が、人らしく生きて行くのに、

最低限必要な物は、100個。

 

さらに、色鮮やかな人生を生きるには、

200個以上必要。

 

天国には、何一つ持って行けないのに、

生きるのって、物が沢山必要なんだなぁ...。