癌患者の家族を、第二の患者にしてはいけない!どうしたら良い?新聞のコラムにそのヒントが...

こんにちはLavenderです。

 

今日は、

第二の患者

についてです。

 

癌患者の家族を、第二の患者にしてはいけない。どうしたら良い?新聞のコラムにヒントが...

 

癌患者の家族の事を、

第二の患者と言うのを、

 

自分が乳がんになって、

知りました。

 

今日の読売新聞の朝刊の

ケアノート

と言うコラムに、

 

脳梗塞で、倒れた夫を持つ、

ライターの、

みさわ けいこさんの

経験を掲載していました。

 

現在は、

麻痺が残ったまま、

仕事復帰されたご主人ですが、

 

当時彼女は、

「行き場の無い辛さを抱えてしまった。

 このままでは、

 いつか夫を憎むようになるかもしれない。」

 

そんな風に感じたそうです。

 

これって、

どんな病気にも、

当てはまりますよね。

 

特に、

先が見えない病気に...。

 

この記事を読んでいる途中で、

第二の患者

と言う言葉を思い出したのです。


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癌を患った側は、

 

死の恐怖から、

自分の精神状態を保つのに必死で、

 

側にいる家族の気持ちを考える余裕を

失っています。

 

病院側でさえ、

まず診るのは、患者さんですので、

 

家族の精神状態まで、

ケアする余裕なんて、

無いのかもしれません。

 

この第二の患者

と言う言葉を作られた方が誰なのか、

存じ上げませんが、

 

支える側の、

家族のメンタルのダメージの大きさに、

気づいた方がいると言う事です。

 

どうしても、

癌患者は、悲劇の主人公で、

 

その家族は、

脇役で、支える側...。

 

の構図になりがちです。

 

外野は、

「一番辛いのは、患者さん。

 あなた達が、支えてあげないと...。」

 

と、言います。

 

その言葉が、さらに、

癌患者の家族のメンタルを追い詰めてしまい、

 

逃げ出したい気持ちにさせます。

 

新聞のコラムの、

女性の場合、

 

仕事をされていたため、

看病と、仕事の気持ちのスイッチの

切り替えが出来て、

 

それに救われたと書いていました。

 

そして、

 

「夫を支えて一緒に闘っているんじゃない。

 家族には家族のつらさがあり、 

 夫とは違うつらさを闘っている。

 つらいのは夫のせいではなく、

 夫を襲った病のせいだ」

 

と、書かれていました。

 

家族皆が、

 

日々の活動を止め、

寝たきりになり、

つらさを共有して、

 

患者になってはいけないと言う事。

 

例えば、

子供なら、

 

学校に休ます登校し、

帰宅したら、

 

ちょっと、友達と遊ぶ時間を減らし、

病院に行って、

笑顔を見せて、父親を励ます。

 

この女性なら、

朝、病院に行き、

 

身の回りの事をし、

病院スタッフからの連絡事項を受けたり、

医師から治療方針の話を聞いたりする。

 

その後は、

自分のすべき仕事に邁進する。

 

家族それぞれが、

それぞれの立ち位置で、

 

大切な家族をサポートしつつ、

自分の人生を生きる事が、

大切なんです。

 

家族が、

患者になってはいけないんです。

 

そして、

癌患者である私がすべき事は、

 

自分を生きる!

 

と言う事。

 

癌であるのは、

私の一部です。

 

体調が良い時は、

自分の人生を豊かにするために、

 

妻として、夫の日々を支え、

 

子供達が来たら、

母として、愛情を注ぎ、

 

孫が来たら、

祖母として、おもいっきり甘やかし😝、

 

友人といる時は、

一人の50代の女性として、

その時間を楽しむ。

 

体調が悪い時は、

癌患者として、

苦しい胸の内を吐き出し、泣かせてもらう。

 

そして、

どうしたいのか?

どうして欲しいのかをはっきり伝える。

 

患者側も、

家族を患者にしてはいけないんです。

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♥️ Cancer Gift ♥️

家族は、それぞれの立場で、

家族を支えながら、自分の人生を生きる。

 

患者も、

自分の人生を生きる。

 

家族を患者にしてはいけない!