物は、生きている人に、そして生きている時にしか必要じゃない…

こんにちはLavenderです。

 

今日は、

コロナ禍の中、

 

家を見直し、

修理されたり、掃除したり、

片付けたりされている方が、

沢山いらっしゃると思います。

 

そんな中で、

私も片付けをしながら、

思った事です。

 

物は、生きている人に、生きている時にしか必要じゃない…

 

 

結婚後、

ずっと専業主婦だった私…

 

家の中は、

気がつくと、

私の物に溢れていました。

 

実はここ、4、5年前から、

一年に一度の帰省をする度に、

実家の物を減らす手伝いをしています。

 

老いて、体力、気力が落ちてから、

物を処分するのは大変。

 

ほっておいたら、

実家に一番近い弟夫婦に

迷惑がかかる…。

 

そう考えての行動でした。

 

特に父は、

私の片付けを嫌がりました。

 

人生と言う名の店の、

店じまいの様な寂しさと、

 

娘とはいえ、

自分が必要と感じてきた物を、

 

「捨てた方が良い!捨てよう!」と、

 

言われる事への

苛立ちがあったと思います。

 

それでも、

父を説得し、

本を大量に処分し、

 

本棚を一つ、

二階から降ろして、

処分しました。

 

あの時の父の寂しそうな顔は、

忘れられませんが、

 

『あの時やってくれて良かった。』

 

と、やっと最近言ってくれて、

ホっとしてます😊。

 

私も、あの時で良かった…。

そう思っています。

 

それは、

あの翌年、

 

私に乳癌が見つかり、

抗がん剤治療、手術、

放射線

 

さらに、

手術から一年待たずに、

脳腫瘍という形で再発…😢。

 

まぁ、

多少…副作用でだるい日もありますが、

今は普通に暮らしているので、

 

今年も、

片付け、

掃除はしてあげられそうです😊。

 

しかし、

二階から、重い百科事典等を、

何往復もして、

さらに重い本棚を降ろすのは、

 

あの時でなければ、

無理だったと感じています。

 

元気な時は、

いつか、そのうちやろうと、

誰でも思ってしまいます。

 

このいつかが来ないまま、

死を迎えた場合、

 

そのツケを払うのは誰か…。

 

老いたり、病気になって、

体力気力が落ちてからの場合だって、

同様です。

 

私は、

今受けている抗がん剤

効いてくれている間に、

 

私の物を、

私の手である程度処分して行こうと、

思っています。

 

されど…

 

私には、

まだ普通に人生を楽しめる時間が、

数年は残されています。

 

なので、

処分が大変な物から

手を付ける事にしています。

 

処分が大変とは…。

 

思い入れがあって捨てられない…。

 

と言う意味ではなく、

 

物理的に…。

と、言う意味です。

 

大きな物、

重い物、

処分方法が難しい物、

ガラス、金属など…。

 

それと、

 

残された物を見て、

家族が戸惑う物…。

 

手作り作品や、

私が書いたノートやメモ等です。

 

お気に入りだけ残して、

後は全部処分します。

 

処分方法は、

捨てる。

必要としてくれる人に譲る。

 

特にステンドグラスの硝子と材料は、

既に行き先が決まっています😊。


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先にも書いたように、

 

私には、

まだ人生を楽しむ時間が残されており、

 

来年夏には、

夫と私の故郷に家を建てて、

移り住む予定です。

 

その家に住んでいられる数年を

思いっきり楽しむために、

素敵な時間になるように、

 

家具、家電、雑貨等…

 

様々な新しい物を迎える事になります。

 

でも、

以前の様な、

物の買い方では、

 

また捨てる作業をするはめに…😅。

 

それに、

残された物の処分で、

夫にあまり迷惑をかけたくありません。

 

やましたひでこさんが、

 

断捨離の番組内に、

 

ピカピカ うっとりを目指す。

 

と、言っていました。

 

それを目指すためにはどうするか…。

 

どうしても、

 

生きていれば、

物が必要になります。

 

しかし、

 

片付けや掃除、

在庫の数の把握、

掃除のしやすさ、

 

が自分の能力を越えてしまったとたん、

 

人は、収納の罠にはまります。

 

そうして、

見えない場所に隠す事に向かってしまい、

 

生活を楽しむ時間とエネルギーを、

無駄にしてしまいます。

 

他に、

 

北欧雑貨で有名な、

SCOPE社長の平井千里馬さんが、

 

購入する時、

生活の中で毎日使えるか…。

使ってみてどう感じるか…。

 

の大切さを話されていました。

 

これも重要な判断基準です。

 

しかし、

 

あったら素敵だろう…。

と、ついつい買っていては、

 

やっぱり増えてしまう…。

 

ピカピカ うっとりを目指すには、

掃除が必要…

色や数のバランスが大切…。

 

と、なると、

新しく買って来た物を優先してしまうので、

 

それまであった物をどこかにしまいます。

 

すると、

見えにくくなるので、

忘れがちに…😔。

 

やはり、

物のサイズや、

形、色、数を把握出来る範囲にとどめるのが、

肝心のようですね😅。

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♥️ Cancer Gift ♥️

自分に残された時間を考慮し、

 

体力、気力に合わせて、

コントロール出来る範囲で、

物を楽しむ。

 

心地よい家作りを目指す!

 

残された物で、

家族が困る様な物は私自身が処分する。

 

掃除、片付け、探し物に時間を奪われずに、

貴重な時間を、

有意義な事に注ぐ😆。