嫌な事をされた時、仕返しではなく、幸せになる事が、一番の復讐!

こんにちはLavenderです。

 

ふと、

息子が大学生の時にあった、

ある事件の事を思い出しました。

 

嫌な事をされた時の復讐は、仕返しではなく、幸せになる事

 

息子が大学3年生終わり頃、

 

学生証のIC化に伴い、

クレジットカード機能を付加した物に

変更になる旨の手紙が届きました。

 

大学生にクレジットカード?

親の仕送りの金を無駄使い

されたらたまらない!

 

と思った私は、

 

ICチップだけ入れた、

クレジットカード機能の無い学生証に

出来ないのか?

 

と、息子を通じて大学側に言いました。

 

ところが、

その大学に通う全ての大学生の学生証が対で、

 

一斉に実施との事・・・(  ̄- ̄)。

 

後に、

嫌な予感は、全く別なかたちで、

大当たりします...。

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息子は温厚で寛容な性格で、

 

あまり人に好かれないタイプの子とでも、

友達になります。

 

時間にルーズな子とでも、

多少怒りっぽい子とでも・・・。

 

心からあやまってくれさえすれば、

 (心からあやまっていない!

 と息子が判断した時は、

 なかなか許しませんが・・・。)

 

すぐに許して、

全く何事も無かったかのように、

いつも通りの関係に戻ります。

 

許した後で、

その時の話を蒸し返す事は、

まずありません。

 

ある日、

息子のクレジットカードが不正利用され、

 

Amazonから、

身に覚えの無い引き落としが、

そのクレジットカードで行われている事に、

息子が気づきました。

 

こういう時って、

被害者なのに、

個人情報だからという事で、

Amazonは、

何にも答えてくれないものなのですね。

 

まぁ、

言い方を変えれば、

セキュリティがしっかりしてる 

とも言えます^^;。

 

ならと、 

息子は警察にも届けて、

やっとAmazon側も動いてくれて、

 

いつ、どこへ、

その商品が配達されたのかが判明しました。

 

息子の友人の一人のアパートの

宅配ボックスでした。

 

次に息子は、

大学のゼミの先生に相談しました。

 

先生を交えて、

3人での面談を行う事で、

 

事件の全貌が見えて来ました。

 

四年生になる直前のある日、

 

クレジット機能付き学生証の手続きに、

その犯人となる友人と、

銀行を訪れて、

カードを発行してもらった息子。

 

犯人は、息子に、

「どれどれ、ちょっと見せて」

と、息子のカードを手にとり、

 

その短い時間に、

カードの番組を暗記したと言うのです。

 

セキュリティコードも含めて...。

 

事件の後、犯人の口から、

その話を聞いて、

 

確かに、(ーωー)じーっと見ていたし、

少し長いとは、思ったけど、

 

まさか、友達だと信じていた子が、

そんな事をしていたとは、

思いもよらなかった...。

 

と、かなりショックを受けていました。

 

次の問題は、

刑事告訴して、

事件にするのかどうかと言う事です。

 

全く反省の色が無く、

いい加減な言い方で、

謝る犯人に、

 

息子の中で、

堪忍袋の緒が切れました。

 

許さない!

逮捕されれば良い。

大学も退学になれば良い!

 

こんなに、怒った息子は、

初めてでした。

 

そんな仕打ちを受けるほど、

息子が、犯人に何かしたのか?

 

私も不安になりました。

 

しかし、犯人の口から語られた、

動機は、あまりにも、

くだらない逆恨みでした。

 

動機は、息子の彼女。

 

入学当初、目をつけていた彼女が、

ほどなく、息子と付き合い始めた事に、

腹をたてていたと言うのです。

 

いつまでたっても、

別れないので、

 

このクレジットカード機能付き学生証への、

変更を機に、

それを利用した復讐を思いついたのです。

 

息子は、刑事告訴する!

と、言い張っていましたが、

 

犯人の逆恨み的な復讐心と、

反省のなさから、

 

その犯人が大学を追われ、

その後、ろくな人生を送らなかった場合、

 

自分の人生を狂わせたのは、

あいつだ!

 

と、息子に対して、

新たな逆恨みによる、

復讐を考えるかもしれません。

 

それと、もう一つ、

とても、気がかりだったのは、

 

息子が、あの時、

刑事告訴しない方が、

良かったかもしれないなぁ...。

 

と、後に悔やむ事にならないか?

 

刑事告訴して、

大学を卒業出来なくさせて、

犯罪歴を付けさせる。

 

と言う復讐を果たす事が、

 

息子の中に、

どんな傷痕となるのか...。

 

友人だと思っていた人間に、

裏切られ、傷ついた事がある...。

 

そこで、やめておいた方が、

息子にとって良いと、

思いました。

 

かなり、

大変でしたが、

なんとか息子を説得し、

 

不正利用された金額の返済だけで、

事を収めました。

 

やはり、親も変でしたよ。

 

電話では、

謝っていましたが、

 

振り込まれた金額は、

一円単位まで、

きっかりでした( ゚д゚)ポカーン。

 

息子が、

銀行や、警察に何度も行ったり来たりした

バスや、電車代。

 

Amazonとのやり取り、

先生とのやり取りにかかった通信代。

 

そのくらい考えて、

100の位以下の

端数を繰り上げした金額くらい、

振り込まれるかと思いました。

 

犯人は、犯罪をおかした時点で、

単位が足りずに、

 

息子が卒業した一年後、

卒業したらしいです。

 

 

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❤️ Cancer Gift ❤️

復讐は、相手だけでなく、

自分も傷つける。

 

された事を、

許すのが難しい時は、

 

仕返しを考えるのではなく、

 

相手が、ビックリするくらい、

めちゃくちゃ幸せになろう❗