不幸で辛い時、悲しみにくれている時、支えてくれるのはどんな思い出?

こんにちはlavenderです。

 

今日は、

車の中で夫と交わした、

何気ない会話で、

ふと思った事のお話です。

 

幸せな思い出は、不幸で辛い時の支えになってくれるのか?

 

ドライブ中、

私 「一番楽しかったのは、大学時代?」

 

夫 『そうだなぁ・・・。中学校時代かなぁ?

   いや、やっぱり大学かな?んん・・・

   lavenderは?』

 

私 「そうだねぇ・・・。どの時代も、

   楽しい事もあったし、

   嫌な事もあったしなぁ~。」

 

夫 『じゃぁ、一番幸せだと思った時は?』

 

私 「家族で行った、阿蘇の歌瀬キャンプ場で、

   ヒグラシの鳴き声が、

   優しく響くのを聞いた時もそうだし、

    

   翌朝、外にテーブルを出して、

   青空の下、緑の中でホットサンド

   を食べた時も、最高に幸せだった。」

 

(本当は、夫にプロポーズされた時の事が、

一番先に頭に浮かんだんだけど、

言いませんでした(^_-)-☆。)

 

私 「他にも幸せだった、楽しかった瞬間って、

   一杯あるよね~。」

 

と、ごまかしちゃった^^;。

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よく、どの時代が一番楽しかった?

幼少期?高校?大学?なんて、質問あるけど、

 

実際には、どの時代も途切れなく幸せ。

とか、逆に、ず~っと、不幸・・・。

なんていう事もないのかもしれません。

 

だって、私、今乳がんのままです。

治療中です。

 

そんな中にあっても、

お腹が痛くなるくらい、笑ったり、

うわぁ~、綺麗!!とか、

感動した~!!

 

みたいな幸せを感じる瞬間が、

たびたびあります。

 

確かに、乳がんの告知を受けた時は、

落ち込みました。

毎日毎日泣いていました。

 

死の不安と恐怖で、

交感神経が優位になって、

心臓がバクバクして、

あの時は、辛かったぁ~。

 

ずっと、この不幸は、

永遠に続くものだと思っていました。

 

でも、違っていました。

 

「あれ?今私笑っていた!?」

 

って、自分でびっくりした事も

たびたびありました。

 

『どの時代が幸せだったか?』

ではなく、

 

『いつの、どの瞬間が幸せだった?』

が、正しい質問かもしれません。

 

では、過去の幸せな思い出は、

今の辛い事があった時、

支える力になってくれるのか?

 

私の場合ですが・・・。

 

辛い時に、

幸せだった時を思い出すと、

胸が熱くなってきて、

泣けてしまいます。

 

そうなんです。

幸せだったり、楽しい思い出は、

不幸を感じている時には、

あまり助けにならないのかもしれませんね。

 

なんだか、昨日のブログと矛盾している

みたいになってきました( ;∀;)。

 

でも、思うんです。

 

隕石落下まで、あと数時間に迫ったら、

やっぱり、

美味しい物を口に入れて、

大切な人と、

昔の楽しかった時の話をするのではないかと・・・。

 

楽しい、幸せな思い出って、

二種類あるのかも?

って思うんです。

 

一つ目は、

誰かに与えてもらった幸せ。

偶然降ってきた幸せ。

殆ど努力や、決断を要しなかった幸せ。

 

二つ目は、

あきらめずに、

自分の意志で決めて、

努力して、乗り越えて手にした幸せ。

 

この二つ目の、幸せな思い出は、

今の辛い時を乗り越える力になると、

思うのです。

 

昔の幸せな思い出と、

今の自分の不幸を対比させて、

ただむなしくなるのではなく、

 

あの時、どう考えて、

どう行動して乗り越えて、

手に入れた幸せだったっけ・・・?

 

に、フォーカスすると、

 

あの時頑張れたんだ!

また頑張れるはず。

そのために今必要なことは・・・?

 

と、辛い気持ちを抱えている時、

前に進む原動力になってくれるように思います。

 

もう、頑張るための時間がわずかしかないよ・・・。

体力も無い・・・。

 

という状況であったとしても、

自分の意志で決めて、行動した思い出は、

 

輝く星のように、誇らしく、

辛い気持ちを勇気づけてくれる気がします。 

 

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💛 Cancer Gift 💛

幸せは、ずっと続かないかもしれないけど、

不幸だって、ずっと続かない。

終わりは来る。

 

不幸だと思っている、その間にも、

笑う瞬間だってある。

 

あきらめず、自らの意志で決断して、

挑戦した楽しい思い出が、

どんな時も自分を支えてくれる。