Twitter内の乳がんの戦友の訃報を受けて、改めて今を大切にして生きることを決意!

こんにちはlavenderです。

 

今日は、

最近始めたTwitterを通じて、

知り合った、

ある女性の訃報に触れ、

 

ある事を思ったお話です。

 

Twitter内の乳がんの戦友の訃報を受けて、

改めて“今”を大切にすることを決意

 

彼女は若くして、乳がんを発症し、

再発、転移を経て、

一昨日、天に召されました。

 

彼女は、強く強く、

生きる事を切望し、

頑張っていました。

全くあきらめていませんでした。

 

彼女からたくさんの勇気を

いただきました。

 

ありがとう。

そして、またね。

 

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乳がんは、

再発のリスクが、

いつまでもつきまとう病気です。

 

私も、今の治療が一段落しても、

いつかは・・・。

 

そんな思いを抱えながら生きて行く一人です。

 

私が、乳がんだと診断を受ける1年半前、

 

夫が転職を考えて、前職を辞職し、

次の職が見つかる前に、

 

「人生初のヨーロッパ旅行に行ってこよう!」

 と、夫が言ってくれました。

 

次の職が見つかるのか分からない時期に、

お金を使う怖さは、

ありましたが、

 

長い休みは、今か、リタイア後しかないと思い、

ドイツ、フランス旅行に行くことにしました。

 

あの時、思い切って、本当に良かった。

 

職が決まってからにしよう・・・。

とか、

リタイアして暇になってからにしよう・・・。

 

なんて、言っていたら、

あの景色は、観ることが出来なかったのだと、

思うと、怖い気さえします。

 

死のまぎわ、人は何を思うのでしょう・・・?

 

死が近づいた人に、

何を後悔しているか尋ねた時、

やりたい事をやらなかった後悔を

あげる人が多いそうです。

 

やってしまった後悔より

やらなかった後悔の方が、

辛いんです。

 

いつかいつか・・・。

と、先延ばしにすることで、

失っている物がある事も、

なかなか人は気づきません。

 

それは、若さです。

 

ドイツ、ロマンティック街道のバスツアーで、

ネルトリンゲンという街に立ち寄った時、

 

予定より、バスの到着が遅れたために、

予定停車時間が、

10分くらい短くなってしまいました。

 

この場所は、

アニメ、進撃の巨人のモデルになった街とも、

言われており、

 

大昔、この場所に巨大隕石が落下して、

その衝撃で出来たくぼみを利用して作られた街らしく、

 

その姿を感じるには、

街の中心にある、

教会の塔に上って見る必要があったのです。

 

はたして、

その塔まで行って、上って、帰って来ることが、

バスの出発までに可能なのか?

 

躊躇している暇は、なく、

バスの停車と同時に、

夫と猛ダッシュしました。

 

ゆるい円に沿って、

可愛らしい、オレンジがかった茶色の街並みに、

宇宙の不思議と、

人間のしたたかさを見ました。

 

あの年齢の、あの体力があったから、

 

行ける! 

 

そう判断しての行動でした。

 

あの時、ヨーロッパ旅行を先送りし、

乳がんの治療が一段落した今になって、

行こうとしたら?

 

塔の上まで行く決断をする勇気は、

出ないと思います。

 

薬の副作用で、気分が悪い日も多かったので、

すっかり筋力が落ちました。

 

私は、いつの日か、

老化か、病のためか分かりませんが、

 

床に伏した時、

あの旅行で見た風景、

 

特に、

走って階段をのぼって見たあの風景を、

何度も何度も繰り返し、

思い出すのだと思うのです。

 

そして、あの時に行って良かった・・・。

行こう!

と決断して良かった・・・。

 

と、そう何度も何度も思うに違いありません。

 

一昨日亡くなった彼女も、

たくさんの大好きな事があり、

 

大切な愛する人達と、

楽しい時間を過ごしたのだと思います。

 

その時間を何度も何度も繰り返し、

反芻したと思うんです。

 

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💛 Cancer Gift 💛

私が生きている今は、

彼女が生きたかった時間

だという事を忘れてはいけない。

 

やりたい事を、

いつかやろう!ではなく、

今すぐやろう!!