消える仕事、残る仕事、新しく生まれる仕事の未来予測は難しい。ならどうやって生き残るのか・・・

こんにちはLavenderです。

 

週末、

夫と長野方面に出かけ、

ふと思ったことです。

 

消える仕事、残り続ける仕事、新しく生まれる仕事の未来予測は難しい!ではどうするか...


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蓼科高原のペンション、

歩絵夢(ポエム)に宿泊しました。

 

ここに宿泊されたら、

 

大人一人往復1900円の

北八ケ岳ロープウェイ券が、

 

希望者には、

無料でいただける特典付きです。

 

美味しい朝食

(焼きたてホカホカ、おかわりできるパン付き)

の後、

 

(夕食も美味しいですよ( *´艸))

 

すぐに、

ロープウェイ乗り場へ向かいました。

 

山頂駅は、標高2237mにもなります。

 

そこには溶岩がゴロゴロしていて、

荒々し風景が広がっています。

 

この日は、

風は無かったものの、

霜柱も立ち、かなり気温が低い日でした。

 

ぐるっと、坪庭を散策していると、

分かれ道に出ました。

 

標識には、

右に行くと、ロープウェイのりば。

 

左には、

ランプの小屋、縞枯山

喫茶、5分の文字が...。

 

この時私達は、

ちょっと歩き足らず、

行ってみることにしました。

 

小屋の中は薄暗く、

薪ストーブがあって、

暖かい空間。

 

夫はコーヒーを、

私は紅茶をいただきました。

 

ランプの小屋と、

道標に書かれていましたが、

 

実際には、

ランプ型の電気でした( *´艸`)。


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それを見ながら、

紅茶を飲んでいると、

 

おぢいさんのランプ

 

と言う話を思い出しました。

 

今作者を調べるたらビックリ!

 

ごんぎつねの著者、

新美南吉でした。

 

少し前のブログで、

ごんぎつねの話を書いていましたから...。

 

私って、どうやら、

この方の思考が好きみたいです(((^^;)。

 

皆さんは、

おぢいさんのランプ の話を、

ご存知ですか?

 

ランプを売る仕事をしていた男の話です。

 

男の村に、電気をひく話が浮上。

 

ランプが売れなくなっては困る。

と、あることないことを言いふらし、

 

導入を阻止しようと画策しますが、

徒労に終わります。

 

逆恨みした男は、

村長の家畜小屋に火をつけようとします。

 

しかし、湿った火打ち石では、

火が付きませんでした。

 

その時、

マッチとちがい、

古い道具は、

役に立たないなぁ...と、思った男。

 

はたと、

自分が売っていたランプも同じなんだと

気づきます。

 

その売り物のランプに、

灯りを灯して、

木の枝にぶら下げ始める男。

 

暗闇に、ランプの暖かい灯りが、

優しく、本当に美しい...。

 

やがて男は、それめがけて、

石を投げつけ始めます。

 

硝子が砕け散る音がする度に、

一つ、また一つと、

灯りが消えて、

辺りが暗くなって行きます。

 

男の悲しい怒りが、

胸に迫まります。

 

話は、変わって...。

 

10日ほど前、

交差点での信号待ちをしていると、

 

自転車に股がったままの

男子高校生の話声が...。

 

「えぇ!?お前、大学決めたの?

 俺どうしよう...。

 

 いつまでだっけ...?

 

 やりたい仕事なんて分かんないし...。

 どうやって、大学決めんだよ...。」

 

そうだよね。

この若さで、今決めろ!って、

無理だよね...。

 

と、信号が変わるまでの、

短い時間に、

 

私の耳に入ってきた、

彼の苦悩が、

私の頭の中をぐるぐる...。

 

彼が今高校二年生だとして、

大学進学したら、

 

社会人になるのは、五年後...。

 

五年後、

今ある仕事のいくつが、

残っているのでしょうか...?

 

物の変化も凄まじいです。

レコード、CD、MD...。

 

今でも、MDって使っているのかなぁ?

 

以前のように、

将来やりたい職業から、

大学を逆算して決める方法は、

 

今の時代には、

合わなくなっているのでは?

 

彼に、

ダメだと言われてもついやってしまう事、

時間を忘れて没頭できる事を、

紙いっぱいに書き出してこさせて、

 

その好きな事を追及したり、

研究したりできる学科のある大学を、

 

先生が一緒に探しながら、

生徒と親に、

探す方法やコツを

指導するのが良いのでは?

 

これから登場する、

ビックリするような新しい技術や、

システムと、

 

子供達が大学で学んだ、

誰にも引けをとらない知識を

融合させた仕事が、

 

きっと未来に、

必然的に現れると、

私は思うし、

 

そうなる未来に、

ワクワクします。

 

おぢいさんのランプ の男は、

ランプ屋を廃業した後、

 

本屋さんになります(^^♪。

 

物を売る仕事をして来たのだから、

売る商品が、ランプから本になっても、

 

上手く安く仕入れて、

たくさん売るというスキルは、

その男の中に蓄積されていたはずです・・・。

 

ただ、自分の仕事が、

縮小して行くのを、

 

時代だからと、

諦めるのではなく、

 

好きな事、興味がある事を、

今一度思い出して、

 

極めてみては?

 

勿論、そこに、

新しい技術の習得や、

システムの利用という努力は

必要かもしれません。

 

今までになかった、

新しい仕事が生まれるチャンスだと思います。

 

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♥️ Cancer Gift ♥️

時代の変化を恐れないためには、

自分の核を磨きつつ、

柔軟な発想が必要かも❗