刺青を入れて好きな事をして自由に生きる事を肯定するには、社会のルールを守る事が大前提!では?
こんにちはLavenderです。
今日は、
病院からの帰り道、
不動産屋さんの前を通って、
ふとある人の事を思い出しました。
刺青を入れて好きな事で自由に生きる事と、社会の一員として生きる事に矛盾があってはいけない!と、思う。
私は、今アパートの二階住まいです。
そのすぐ真下の一階に、
つい最近若い男女が、入居されて来ました。
彼らが入居する一年半ほど前、
ある男性が一人で住んでいました。
思い出したのは、その男性の事です。
彼が越してきて、
初めてお会いした時は、
ギョッ!Σ( ̄□ ̄;)と、しました。
年は40才くらい。
ギョッとしたのは、
刺青です。
長袖、短めの長ズボンのすそから、
刺青がはみ出していたのです。
でも、向こうから先に、
「お早うございます。」と、
明るく笑顔で挨拶してこられました。
いかん、いかん❗
人を見た目で、判断してはいけない。
と、反省(^^;
夏になると、
彼のお友達らしき方が沢山来られて、
アパートの前で、
ワイワイと、楽しそうな声をあげながら、
ケンカごっこの様な事をしていました。
えっ?ちょっと遊びにしては、
痛そう( ; ゚Д゚)かも...と、
心配になるくらい激しく、
パンチや、キック‼️
またもやこの時も、
私より先に、彼の方から、
『あっ!すんません。
五月蠅くしていまって・・・。』
と、笑顔で言ってくれました。
この日、彼は、
ランニングに短パン姿。
肩から手首、
太ももから、足首まで、
びっしりと刺青が...。( ; ゚Д゚)。
またもや、ギョッとしましたが、
彼のお友達も、
笑顔で、ペコっと、会釈してくれて、
やっぱり、普通の若者達なんだ・・・。
と、思いました。
また別の日、
アパートの前で、
彼とお友達が、バイクを分解し、
そのパーツにサンドペーパーをかけたり、
磨いたりしていました。
何をしているのかを尋ねると、
「中古のバイクを安く手に入れたから、
それを修理して、
外観を格好良く塗装し直して
売るんです。(⌒‐⌒)❗」
と、楽しそうに話していました。
その時、彼のお友達が、
手を動かしながら、
彼の経歴を勝手に、
色々話し始めました。
彼は中卒で、車の修理の会社に入り、
腕を磨いて独立し、
カフェや、クレープなどの
移動販売車を、
注文を受け、車を改造して作り、
それを販売していたそうです。
結構儲かる仕事なんだそうですよ。
写真を数枚見せてもらいました。
完成度が高く、
素晴らしと思いました。
そのお金を元手に、
格闘技を主に教えるジムをたちあげ、
ひと財産を作ったそうです。
それで、あの痛そうな、
ケンカごっこなんだなぁ(^^;と、納得。
娘さんが一人いて、
モデルの仕事をしているそうで、
その写真も見せてくれました。
私が、「わぁ、美人❗」と言うと、
嬉しそうに笑いながら、照れていました。
夏が終わり、秋が訪れた頃、
すっかり綺麗に塗装されて、
あとは組み立てたらバイクが完成?
と、思うくらいパーツが、
そろっていました。
しかし、
冷たい雨が、沢山降ったある日、
そのパーツが、
外に放置されたまま...( ゚д゚)ポカーン
さらに、数週間がたち、
綺麗な模様に塗装されていた、
プラスチック部分に
ヒビが入ってしまったパーツが、
強風に吹かれて、
ガラガラと音を立てて、右に、左に、
転がっていました(  ̄- ̄)。
その頃、下の彼がいる階から、
犬の吠える声が聞こえるようになりました。
このアパートは、
ペット禁のはずです。
そして、彼の部屋の玄関わきに、
みるみる段ボールや、
粗大ゴミが積み上がり始めました。
さらに3ヶ月くらいして、
下の階から、犬の鳴き声もしなくなり、
人の気配もなくなりました。
引っ越されたのかなぁ...?
しかし、相変わらず、
粗大ゴミは、山積みのまま。
ある日、
不動産屋の方が、
私の部屋のインターホンを押しました。
「最近、下に誰かがいる気配がしますか?
全く...困りました。」と...。
この時初めて、
彼と不動産屋との間で、
トラブルになっている事を知りました。
「家賃を滞納してるし、
ペット禁止を破るし、
玄関前に粗大ゴミを放置したまま...( ;`Д´)。
「今後、裁判になり、
しかも、解決までに半年以上かかるはず。」
「裁判が終わらないと、ゴミの撤去が出来ない。
それまで、我慢して下さい。」
「その間、新しい人を入居させられない。
大損害だ...。」
と不動産屋の方は、困っていました。
確かにその日から、
半年くらいたったある日、
きれいに、粗大ゴミが撤去されました。
結局丸々一年、
空いたままになったわけです。
人は見かけによらない。
刺青が全身にあるからって、
見かけだけで、悪い人。
と、考えるのは浅はかだと、
そう思います。
でも・・・。
今回の不動産屋さんとのトラブルの一件の事を考える時、
釈然としない気持ちになります。
やっぱり、人は見かけによるのかも・・・。
という思いが浮かぶ一方で、
ほぼ毎回私より先に、挨拶されていた、
あの彼の笑顔や、
暑い夏の日、
汗びっしょりかきながら、
お友達と楽し気に、
バイクのパーツにサンドペーパーをかけていた姿が、
今回の一連の流れと、
どうつながるのか全く想像がつかないのです。
ただ、
起きた事は、事実です。
しかし、彼には、
あれだけの集中力と、
腕があるのだから、
また車や、バイクの修理や、改造などをして、
彼なりの人生を生きているのだと、
勝手に想像しています。
しかし、
人に迷惑をかけるのは、
いかん(-_-メ)!!
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💛 Cancer Gift 💛
好きな事をして、
楽しく生きるのが、
人生を悔いなく生ききる極意だと思うけど、
自由のために、
人に迷惑をかけるのは、
ルール違反!
自由をはき違えてはいけない!